FAQ よくあるご質問

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レーザー治療専門サイト西宮市・芦屋市・尼崎市梅華会耳鼻咽喉科グループの花粉症・鼻炎のレーザー治療

Q両親がアレルギー性鼻炎だと、子どもに遺伝しますか?

A

ご両親のどちらか、またはご両親ともに花粉症などのアレルギー性鼻炎のあるお子さんと、ご両親がアレルギー性鼻炎のないお子さんと比較すると、明らかにご両親にアレルギー性鼻炎があるお子さんの方が、アレルギー性鼻炎を発症する確率が高いと言われています。

さらに、ご両親ともにアレルギー性鼻炎のお子さんと、母親または父親の片方だけがアレルギー性鼻炎のお子さんを比較すると、ご両親がアレルギー性鼻炎のお子さんの方が、アレルギーの素因をもったお子さんが生まれる可能性が高くなることも、数多くの研究や調査で明らかになっています。

その理由は、親に何らかのアレルギー性鼻炎がある場合は、アレルギー性鼻炎が遺伝するのではなく、アレルギー性鼻炎を発症しやすい体質が遺伝してしまうのです。

つまり、体質は遺伝しますが、アレルギー性鼻炎が必ず発症するとは限りません。

アトピー性皮膚炎、気管支ぜんそく、アレルギー性鼻炎、アレルギー性結膜炎を「アレルギー4大疾患」と言いますが、その特徴に「アレルギーマーチ」と呼ばれている現象があります。
アレルギーマーチとは、乳幼児のころに「湿疹」や「アトピー性皮膚炎」が発症し、幼稚園から小学校に入学するころになると「小児ぜんそく」が出るようになり、中学生ころになってぜんそくが治ったかと思うと、次は「アレルギー性鼻炎」が発症するというように、成長とともにアレルギーの症状が変化していく現象です。

このように、アレルギー体質は、常に発症しやすい場所を見つけては症状を出すのが特徴で、この病気のやっかいな点なのです。


ところが、最近では、子どものころは何のアレルギー性疾患もなかったのに、大人になって突然、アトピー性皮膚炎を発症したり、アレルギー性鼻炎を発症する方が目立つようになってきました。

つまり、アレルギー性鼻炎をはじめとするアレルギー性疾患は、遺伝による体質だけが原因なのではなく、アレルギーを起こす物質・アレルゲンとの接触が大きな原因です。
スギに代表される花粉やハウスダストといった環境的な原因に加えて、受験、就職や職場の人間関係、社会的なストレスも原因と考えられています。

とはいえ、ご両親がアレルギー性疾患をお持ちの場合は、お子さんがアレルギー性鼻炎を起こす確率は高いわけですから、お子さんに湿疹が出たり、ゼーゼーという異常な呼吸音が発せられたり、鼻水がなかなか止まらない――などアレルギー性疾患の初期症状が見受けられたら、一度、医療機関を受診されたほうがよいでしょう。
アレルギー性鼻炎をはじめとするアレルギー性疾患は、早期発見、早期治療が肝心です。

参考文献

Yokouchi Y et al. A genome-wide linkage analysis of orchard grass-sensitive childhood seasonal allergic rhinitis in Japanese families. Genes Immun 3: 9-13, 2002.

Nakamura H et al. Genotypes and haplotypes of CCR2 and CCR3 genes in Japanese cedar pollinosis. Int Arch Allergy Immunol 142: 329-334, 2007.

Chae SC et al. Analysis of the variations in IL-28RA gene and their association with allergic rhinitis. Exp Mol Med 38: 302-309, 2006.

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